我ながら・・・

実はもやもやしています。

やれi-padだ。やれ電子図書だ。
街の本屋に未来がないだ、なんだかんだ。

おいらがたまたま目にした(web上の)ニュース記事では
そりゃ、ひどい書き込みのオンパレード。

「企業努力が足りない」
「注文に時間がかかり過ぎる」
「◯マゾンで事足りる」
「ただ本並べて金儲けようだなんてムシがよすぎる」などなど・・・

はい!みなさん正論!
おっしゃる通りです!
否定出来るモノじゃないしさ。

まあ、耳が痛い書き込みもある
そりゃそうだなーなんて思ったり。
しかーし!
なくす必要はない。
なくなるはずがない。(まあこれは希望もこみで)

なぜなら。本屋は本だけを売っている訳ではない。
ただ本並べてるだけに見えるかもしれないし
たしかにただ並べてるだけの様な所もあるかもね。
それに、んな事いったら「◯◯屋」と一般に呼ばれるところは
そのほとんどが、その◯◯を並べて儲けようとしてるワケでさ。
みんながみんなムシのいい連中って事になっちゃうよ。

ぼくらも「ヒマだな、本屋にでもちょっくら行くか!」と
とぼとぼ家をでる。
「昨日は呑み過ぎたなー」とかつまんない事考えながら本屋を目指すわけです。
途中時に雨が降り出したり、時に知らないおじさんに道聞かれたり、
ころびそうになったり、ころんだり。
カワイイ女の子にみとれたり。
冷たい缶コーヒー飲んでみたり。
別の用事思い出したり。
で、肝心の本屋には、ついたものの、何買うでもなく
プレイボーイでグラビアページ眺めたり。
前から気になっていた本がまだ売れてしまっていないか確認したりして。
でも買わなかったり。

わかりますか?
経験を売っているのですよ
街の本屋さんは。

パソコンのワンクリックでそのほとんどを済ましてしまっているひとが
味わえない様な経験を。

流行らなくなったらなんでもかんでも
ゲーセンや携帯ショップにすればよいはずがない。
オイラは常々そう思っております。